唐津市の山頭火句碑
松に腰かけて松を観る
松原の茶店はいいね
薬缶からは湯気がふいてゐる。
娘さんは裁縫してゐる
松風、波音、、、、、
昭和7年1月19日午下がり種田山頭火は此の松原を歩く
郷土の俳人堤剣城(義輝)氏にお願いした
平成元年9月建立
松浦文化連盟
碑文より
建立場所 佐賀県唐津市二本松原
建立年月日 平成元年1月19日 (山頭火句碑集)
建立者 松浦文化連盟・委員長中野輝雄
揮毫者 堤 剣城
碑石の種類 天山岩
寸法 H1230 X W2100 X
空へ山へまかはんにゃはみたら心経
建立場所 佐賀県唐津市西寺町511 近松寺
建立年月日 昭和57年5月8日
建立者 松浦文化連盟
揮毫者 大山 澄太
碑石の種類 唐津石
寸法 H2400 X W2000
風の中声はりあげて南無観世音菩薩
建立場所 佐賀県唐津市佐志南3924 光孝寺 駐車場上
建立年月日 昭和59年12月21日
建立者 丸山元光住職
揮毫者 大山澄太
碑石の種類 白御影石
寸法 1700 X1300 X200
唐津には昭和7年1月と4がつに訪れてている。唐津では多くの句を残している。
・松風のよい家ではじかれた
・けふのお昼は水ばかり
・しずかな道となりどくだみの芽
・春へ窓をひらく
・松風に鉄鉢wささげてゐる
・わびしさに法衣の袖をあはせる
徳須恵という地名は意味がありそうだ。
麦が伸びて雲雀が唄ってゐるもう春だ。
佐賀県唐津市(東松浦郡北波多村徳須恵1162-1) 岸岳ふるさと館駐車場
山頭火は性酒脱、僧にして僧風をきらい、俳人にしてその型にはまることを好まず、鉄鉢を首にぶら下げ、米銭をうけ
つつ、発句放浪の旅に生きたひと。
この碑文は昭和7年1月26日、この徳須恵地名に惹かれ、訪れた時の山頭火行乞記中の一節。
わが里の村勢発展を祈念し、この文学碑建立を発起した次第です。
揮毫は野中輝和尚にお願いしました。 山崎猛夫記
平成5年1月26日建立 松浦文化連盟
2007.9.24
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