福岡県添田町の山頭火句碑

英彦山の参道に建つ銅の鳥居



山頭火は昭和5年9月23日、都城から神湊の隣船寺田代和尚にハガキを書いている。「私は心身虚脱で(脱落でな
いのが私らしいでせう)、とても長旅はつゞけられそうもありませんので、いづれ熊本近在のどこかにおちつきますつも
り、もっとも此旅では福岡長崎佐賀の霊場を巡拝しますので、あなたとは必ずお会ひする事ができます、句もボツボ
ツ出来ますが、やっぱり旧態依然、お恥づかしいことです」。

九州西国霊場 第一番札所 英彦山 霊泉寺


すべってころんで山がひっそり
英彦山野営場 2006.10.3





このあと田川農林高校の実習林をどこかと田川市の学校に行って尋ねたらに英彦山スキー場近くにあると答えをい
ただいた。

すべってころんで山がひっそり

福岡県立英彦山青年の家の前を昔の道がある。そこにあります。 2007.12.14




昭和4年11月作
放浪の俳人種田山頭火が英彦山に登りここ高住神社(豊前坊)への旧参道を超えたときの作とされている。
昭和4年11月15日、師と仰ぐ萩原井泉水宛て書簡に「けさ早くからお山めぐりをしました。鬼神社、梵字ケ岩、材木岩
そして本社に参拝しました。頂上からの眺めは素晴らしいもので大小層々と重なり合い・・・・(略)
私の最も好きな景勝でありました。」とある。
平成12年11月
福岡県立田川農林高等学校


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