筑後市の山頭火句碑

お知らせ 画像が行方不明になりました。 2009.3.30
春風の鉢子一つ 

福岡県筑後市

山頭火の句碑は、全国各地にある。その数は百を超えると言われているが、筑後市のように山頭火地震が歩いた道
筋に5基も立てられているところは珍しい。
筑後市は、坊の津道の道筋、近世に入って薩摩街道の宿場町として街が形づくられた。
昭和5年12月山頭火はこの地を歩いた。(筑後市山頭火ロード)
12月11日 晴。行程7里。羽犬塚。或る宿(二十。中ノ上)
(略)久留米へ出て、郵便局で、留置の雑誌やら手紙を受け取る、ここで泊まるつもりだけれど、雑踏するのが嫌なで
羽犬塚まで歩く、目についた宿に飛び込んだが、きたなくてうるさいけれど、やすくてしんせつだった。(行乞記)



春風の鉢子一つ


筑後工芸館内。ここ施設の中では木工芸品の紹介や渡辺俊明館や小崎侃の版画など展示してある。
           建立場所  筑後市筑後市一条風穴   
           建立年月日 昭和62年2月3日
           建立者    坂井藤雄 館長 
           揮毫者    自筆
         碑石の種類 御影石
           寸法     高さ1100 横400 厚さ350

さうろうとしてけふもくれたか


筑後工芸館内。藤島橋畔より移設されている。
           建立場所  筑後市一条風穴   
           建立年月日 昭和63年10月10日
           建立者    坂井藤雄 
           揮毫者    坂 宗一
         碑石の種類 安山石
           寸法     高さ1050 横310 厚さ 120


さうろうとしてけふもくれたか

藤島橋畔に新設されている。


薩摩街道はこの家の前で直角に曲がっている。
           建立場所  筑後市小山ノ井   
           建立年月日 昭和年月日
           建立者    
           揮毫者    
         碑石の種類 御影石
           寸法     高さ横厚さ

お経あげてお米もろうて百舌鳴いて




社日神社こんなに大きな説明がある。
           建立場所  筑後市上町 社日神社内     
           建立年月日 平成元年2月生吉日
           建立者    坂井藤雄 中野守隆
           揮毫者    高倉幸敬
         碑石の種類 御影石
           寸法     高さ2100 横1000 厚さ280

うららかな今日の米だけはある


           建立場所  筑後市山ノ井 藤島橋畔   
           建立年月日 昭和63年10月10日
           建立者    坂井藤雄 
           揮毫者    坂 宗一
         碑石の種類 安山岩
           寸法     高さ1050 横310 厚さ120

雲の如く行き風の如く歩み水の如く去る


           建立場所  筑後市船小屋温泉 樋口軒駐車場前   
           建立年月日 昭和63年6月10日
           建立者    坂井藤雄 中野守隆
           揮毫者    活字体
         碑石の種類 御影石
           寸法     高さ900横1000厚さ320



鉱泉は炭酸があり鉄分とあわせて飲みやすくはない。山頭火はどんな味だったろうか 




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